沙坪壩区は交通、通信がスムーズで、西南地区の人の流れ、物流、情報フローの要路です。沙坪壩区は市街地の西側に位置していて、成都、重慶両地の政治、経済交流の通り道であり、重慶の市街区と重慶の東北、東南地区が渝西地区への重要な通路の所在地でもあります。重慶西永総合保税区、西永微電子産業園、重慶西部近代物流園、鉄道コンテナ中心駅、重慶西鉄道駅と沙坪壩駅など市級の重要な発展戦略が沙坪壩区において徐々に実施、発展することにつれて、沙坪壩区の交通戦略地位はすでに「渝新欧」国際物流大通路の始発駅、重慶市対外開放の重要な戦略プラットフォーム、成渝経済帯の「橋頭堡」になりました。
沙坪壩区は現在すでに立体多元の総合性交通ネットを形成しました。地区の内に鉄道、水運、高速道路、都市高速幹線、国省の幹線、都市レールなどの道路ネットワークシステムがあります。全区道路の里数が1300キロメートル余り、成渝、渝長、渝遂、上界、成渝復線など高速道路が5本、319、212、210国家道路、107省級道路など高級道路が8本あります。2015年まで、沙坪壩区は高速道路5本、山岳トンネル1本、嘉陵江の橋梁5本、「六横九縦」骨格交通網、「両横三纵四連絡」都市高速幹線が構成した道路交通ネットワークを形成します。
中国鉄道コンテナネットの重慶中心駅、中国南西地区最大の鉄道列車編成センター、国家の2級駅など7つの列車客貨物ステーションが沙坪壩区に密集していて、 約19.3キロメートルの嘉陵江水路があります。中では、建設中の重慶西鉄道駅、沙坪壩駅鉄道総合中枢は皆立体交通総合乗り換え中枢であり、それぞれ2020年、2015年に竣工する見込みです。
沙坪壩区はすでに軌道1号線を開通して、建設中の軌道4号、5号線が区内における軌道交通の全長が28キロに達し、市街地の都市鉄道「一環三線」が区内を通っていて、公共都市列車ラインの里数が71キロメートルに達します。